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2007年1月 8日 (月)

Ⅱ 地域主権型社会のビジョン~日本市州連合(JC型道州制=JC型廃県置藩)の実現~

Ⅱ 地域主権型社会のビジョン

  ~日本市州連合(JC型道州制=JC型廃県置藩)の実現~

我々は、地域主権型社会の実現を目指し、明治以来続く我が国の中央集権型システムを解体し、新たに「市州連合制」を導入することを提言する。市州連合制とは、平成における、いわば『廃県置藩』である。江戸末期、全国に276もの藩が割拠していたが、いずれも財政的に自立し、文化的にも社会的にも独特の個性を持っていた。その強烈な地方の個性が明治期という新しい社会システムを誕生させる原動力になったことは歴史が証明しているところである。

我が国は今、未曾有の“危機”に瀕している。中央政府に権力も財源も集中させることで、日本は見事戦後のスピード復興を果たした。しかし、一方で地域から個性は失われ、東京・霞ヶ関を軸とする行財政システムの「歯車」は日ごとに巨大化、肥大化し、今や自らの重みに耐えかねて、うまく回転できなくなっている。たったひとつの強大な歯車が動きを止めれば、国全体が機能停止に陥る危険な状態である。

我々は誤解を恐れずに『廃県置藩』という古色蒼然たる言葉を使ったが、決して旧幕藩体制の復活を意図するものではない。当時の藩のように独立性や個性の強い基礎自治体(我々はこれを「市」と呼ぶ)を復活させることを通じて、その小さな歯車同士が互いに作用し合い、より大きな地域国家レベル(我々はこれを「州」と呼ぶ)の力を生み出すことが可能ではないか、さらにはその地域国家レベルの力を持った歯車群同士が相互に連携し、国全体「市州連合」そのものの力強さを回復できるのではないかと考えるのである。

これまでの日本は、何事においても答えが単一になりがちだった。地域の歯車のひとつ一つがエンジンである市州連合制に移行すれば、各「市」、各「州」がそれぞれの回答を持って自ら動き出すはずだ。「明るい豊かな社会」は誰からも与えられない。我々ひとり一人の手で掴み取るしかない。明るい豊かな社会を実現するために、我々は市州連合制をもって「この国のかたち」を抜本的につくり変えることを提言する。

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